家以外の場所で小説原稿を書きたい!
関西で原稿合宿したい!
……と思っていたときに見つけた「UNKNOWN KYOTO」の「文豪プラン」を利用して、ひとりで1泊2日の原稿合宿をしてきました!
結論から言うと、めちゃくちゃ捗って最高でした!! 「原稿合宿」というと関東の方に有名な旅館・プランがいくつかありますが、ここはまたちょっと違った感じでバリバリ作業できました。こちらの記事では「文豪プラン」を利用した字書き同人女の感想を書いていきます。
ちなみに「THE RYOKAN TOKYO YUGAWARA」の「大人の原稿執筆パック」を利用したレポはこちら。関東で原稿合宿をお考えの方はこちらもどうぞ!
UNKNOWN KYOTO「文豪プラン」レポ
予約
宿泊日の2か月前に張り切って予約を取りました(笑) 予約は公式サイトから。
お部屋は女性専用のドミトリー・文豪プランを選択。ドミトリーなので相部屋です。
- チェックイン前(10:00)からコワーキングスペースを利用できる
- 1泊で最大33時間作業可能!
- 1泊あたりランチ1食チケット付き
UNKNOWN KYOTOでの原稿合宿1日目
10:00 作業開始
最寄り駅は京阪の清水五条駅ですが、私は阪急河原町駅から歩いて向かいました。だいたい徒歩15分くらい。ほぼまっすぐに進むだけなので迷う心配はありません◎
到着! 築100年を超える元遊郭建築をリノベーションしているらしく、外観から歴史を感じられます。
チェックインはまだできませんが、作業スペースは10時から利用できるということで、ぴったり10時くらいに到着しました。先に料金を支払ったり、宿泊に関する説明を聞いてからコワーキングスペースに入ります。
ちなみに1泊4,600円。バスタオルを220円で貸していただいたので、合計で4,880円でした。ドミトリーとはいえ、土日でこのお値段はすごい……。個室の場合は料金が変わるので、詳しくは公式サイトでご確認ください。
徒歩3分くらいのところにフレスコがあったので買い出ししてから、作業スペースで作業開始です! ちなみにこのフレスコ、24時間営業らしい。宿の作業スペースも24時間使えるので、夜間買い出しが必要になった場合に便利ですね。
私はこのカウンター席で作業しました!
他の席はお庭(?)に向かうかたちになったカウンター席や、
こちらは大きなテーブル席。
この写真の左手にある席は、作業用というよりは、作業しない宿泊者の方がちょっと談笑されたり……みたいな感じで使ってました。
カウンター席の上部には本棚が。
本棚のさらに上には天窓があって自然光が注ぎます。天気がいい日なのでめちゃくちゃ気持ち良かったです。
自然光を受けてトロピカーナも輝いています。
お腹が空くまで黙々と原稿を続けました。午前中は他に2人の方が作業スペースにいました。
12:30 お昼ご飯
隣接しているダイニングバー「Sin」にてお昼ご飯にします。
文豪プラン昼食券を使うと、900円までのメニューから好きなランチを選ぶことができます。ちなみに日曜日はお休み(他のお店にスペースを貸し出して違うお店として営業してるっぽい)なので、土日宿泊の場合は土曜日に使いましょう。
オシャレな雰囲気のお店に緊張するオタク
メニューのフォントに少しだけ安心感を覚えるオタク
とり天定食を頼みました!(白ご飯は減らしていただいています)からしポン酢がマッチしててめちゃくちゃ美味しかった~!!!
13:00 原稿再開
お昼をしっかり食べてすっかり眠くなってしまいましたが、気合で原稿再開です。
原稿環境はこんな感じ。コンセントは1席あたり2口ついてました(カウンターの場合)
自然光と全体の照明のおかげでお昼は明るいですが、日が落ち始めるとうす暗いので、席の照明をつけます。レトロでかわいい。
午後からは利用される方が増えて、全部で6人くらいになってたと思います。基本的にかなり静かですが、おしゃべりNGというわけではありません。めっちゃ仕事の電話してたり、オンライン会議(?)してる方もいました。
17:00 寝床へ
スタッフさんに声をかけ、本日泊まるお部屋に案内していただきます。1階が作業スペースと飲食店で、宿泊するのは2階。階段オンリーで結構急だったので、できたら大きな荷物は持って行かない方がいいと思います。
お部屋は2段ベッドが3台ある女性専用のドミトリー。隠れ家みたいな雰囲気で個人的にドミトリーって大好きなのでテンション上がります。
一般的なドミトリーより広めに感じました。
何の写真かわからんと思いますが、2段ベッドの上から撮った天井です。天井が低くないので閉塞感があんまりなくて良かったよ!という写真です。
ベッドの脇に小さい作業スペースがくっついてました。ここでも原稿できる。最高。
コンセントが2口あります。鏡があるのも嬉しかった。
築100年以上の趣を感じながらちょっと探索。
どこまでもレトロな雰囲気。ちなみに、シャワーとトイレは共用です。
お部屋の鍵がかわいい。
探索を終えたらもう一度1階に戻ってバリバリ原稿です。捗る……!
19:30 夜ご飯
お腹が減ったのでまたお隣の「Sin」に行ってみたのですが、満席とのこと。
ということでコンビニ飯です。ちなみにコンビニは徒歩5分くらいのところにセブンイレブンがありました。直線距離では近いけど、大きな道路を渡らないといけないのでちょっと時間がかかるかも。品揃え良くて嬉しかったです◎
夕食後もまだまだひたすら原稿をやります……。
22:00 就寝準備
徹夜原稿はしない派なので切り上げて寝ることにしました。ちなみに、「結構音が響く建物なので23時以降は気を付けてください」とチェックイン時に説明を受けていました。なのでシャワーとかも23時までに済ませておきたくて、22時には作業スペースを後にしました。
シャワーしたり髪乾かしたりしてから部屋でちょっとだけ作業。パソコンは音が響きそうなので手書きで軽くメモを取る程度。
その後、0時には就寝しました。ちなみにコワーキングスペースは24時間利用できるので、夜型の方は何時まででも原稿できちゃいます。
UNKNOWN KYOTOでの原稿合宿2日目
7:00 起床
ドミトリーなので音の出ないタイプのアラームで起床。起きれて良かった……。適当に身支度を整え、本日もコワーキングスペースへ。昨日セブンイレブンで買っておいたパンを食べながら原稿やります。
チェックアウトはこの時点で済ませました。フロントに鍵を返すだけでオッケー。チェックアウト後も、19時までコワーキングスペースを利用することができます。1泊するだけで33時間も作業できるとか神?????
コワーキングスペースにはこちらのシェアキッチンがくっついていて、宿泊者の方の中には、ここで朝ご飯作って食べてる方もいました。お昼もレトルトカレーみたいなの作ってたり。
私はお湯とティーバッグをいただき、何杯か紅茶を飲みました。自分がお気に入りのティーバッグ持って行くのも良さそう。
冷蔵庫も使うことができるので、要冷蔵のものも持って行くことができます。冷蔵庫結構パンパンでびっくりした(笑)
12:30 昼食(?)
お隣の「Sin」は今日はお休み。ですが同じスペースでカフェ営業があるらしく、そちらで腹ごしらえ。
パウンドケーキとホットコーヒーをいただきました。昨日はお昼がっつり食べて眠くなっちゃったので、お昼はこれくらいがちょうど良かった気がする。
その後はまたコワーキングスペースに戻ってバリバリ原稿です。日曜日やからか昨日より利用者は少なめで、私を合わせて3~4名程度。
紅茶たくさんいただいてしまいました。備え付けのティーバッグ美味しかった。
17:00 原稿合宿終了
コワーキングスペースは19時まで利用可能でしたが、自分の都合で17時頃に終了! チェックアウトは済ませているので、一応スタッフさんに帰る旨を伝えて出ました。スタッフさんはどなたも柔らかい雰囲気で素敵でした。お隣のダイニングバー「Sin」の店員さんも皆さん気さくで良かったです。
「UNKNOWN KYOTO」の「文豪プラン」を利用してみた感想としては、めっちゃ捗るしかなりコスパがいい!!!!! 追い込みに最高すぎる!!!!!!
一人で黙々と原稿やりたいタイプの方にはすっごく合うと思います。逆に、「仲間とワイワイ」「温泉とかも楽しみたい」……という方には向かないかなと思いました。お風呂は近くに銭湯があるみたいなので、共同シャワーが嫌!って方は銭湯行くのもアリかと思います。
私は一人で追い込まれたいタイプなのでめちゃくちゃ合いました。近いうちに2回目の原稿合宿にも行く予定です(笑)
以上です! 関西ソロ原稿の民!! ここで原稿がんばろ~!!!!!!